英シェル、5千億円損失 ロシア撤退で、1~3月期

英石油大手シェルのロゴ=3月(タス=共同)
英石油大手シェルのロゴ=3月(タス=共同)

英石油大手シェルは5日発表した2022年1~3月期の決算で、ロシアからの事業撤退に伴う損失として39億ドル(約5千億円)を計上した。ただ、資源価格の上昇などで、純利益は前年同期比26%増の71億1600万ドルを確保した。売上高は41%増の831億6400万ドルだった。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、シェルは2月末、ロシアのガス大手ガスプロムとの提携を解消し、極東シベリアでの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」から撤退すると表明。3月にロシアでの石油製品の販売などもやめ、ロシアからの全面撤退を決めた。

主な撤退費用は、サハリン2の減損損失が16億ドル。ロシア産ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」の貸倒引当金は11億ドルとした。(共同)

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