「第23回東華書院(全体)展」が千葉県立美術館で開催

第23回東華書院(全体)展が千葉県立美術館で開催されている。

東華書院は、戦前より続く書の名門で、発行する『東華』は一昨年1千号を超えた。会場入口正面の小室には、加藤達成さんの「生死一如」を特別陳列。今年白寿を迎えた書道教育界の至宝である。その前の二曲屏風は、余白が響く小谷美瓔さんの「会津八一歌」。入り口右から、鹿島典子さんの自詠4首「トルコにて」、紙幅に祈りがこもる。超大作(三八)の「竜虎」「張説詩」の二作を出陳しているのは九二翁、大里和城さん。二字句は悠然と、七言律詩も充実した筆致で年齢を感じさせない。白井康代さんは、隷意を籠めた楷書「秋樹翻黄葉」。金子利枝さんは「香紙切」を連綿と綴る。田丸昴衛さんは、「百人一首より(大江千里)」を、早いタッチの小気味よい線で表現。一転して齊藤華秀会長(産経国際書会客員顧問)は、会津八一の歌「おほらかに…」を、淡墨でかな単体を放ち書きし、ゆったりとした線で慈悲の心を漂わせる。武井薇秀さんの扁額「為虎添翼」も達者だ。出品者は一般136名、学生149名で、365点が展示されている。5月8日まで。

>「産経国際書会」のHPはこちら

あなたへのおすすめ

産経新聞社のイベント

注目イベントニュース

新着ニュース

ピックアップ

お知らせ

関連リンク