大川小映画 石巻市で上映 校舎で遺族が語り部も

宮城県石巻市立大川小で、被災した校舎を案内する紫桃隆洋さん(右端)=3日午後
宮城県石巻市立大川小で、被災した校舎を案内する紫桃隆洋さん(右端)=3日午後

東日本大震災の津波で児童・教職員84人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小の裁判をめぐるドキュメンタリー映画の試写会と、出演した原告の遺族らによる「語り部の会」が3日、石巻市で開かれた。次女の千聖さん=当時(11)=を亡くした紫桃隆洋さん(57)は「歴史の一部として残すことが大切」と感想を話した。

映画は「『生きる』大川小学校津波裁判を闘った人たち」。遺族らが撮影した市教育委員会の説明会や判決時の記者会見映像、インタビューで構成する。

生の声や現地の様子からも大川小で起きた出来事を知ってほしいと、上映会後には、遺族が校舎の周りを歩きながら語り部を担った。

紫桃さんは、震災当日の状況を振り返り「二度と繰り返さないために伝えることが未来の命につながると思う」と伝えた。

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