ルーブル払い拒否を再確認 ロシア産ガスでEUエネ相会合

ガス代金をルーブルで支払わなかったとしてロシアが欧州連合(EU)の一部加盟国へのガス供給を一方的に停止した問題を受けてEUは2日、緊急のエネルギー相会合をブリュッセルで開いた。各国は今後もルーブルで代金を支払わないことを再確認し、ロシアの要求に譲歩しない姿勢を鮮明にした。

ロシアからのガス供給が途絶えることを想定し、備蓄を促進することも確認。シムソン欧州委員(エネルギー)は終了後の記者会見で「ルーブル払いは(対ロ)制裁に違反する。ロシアを信用できるとの幻想を抱いてはならない」と警告した。

ウクライナ侵攻に伴う制裁を受けたロシアは3月末、日米欧などの「非友好国」に対してガス代金のルーブル払いを要求。ロシア政府系のガスプロムは4月下旬、ルーブルで支払わなかったとしてポーランドとブルガリア向けのガスの供給を停止したと発表していた。

シムソン氏は現段階でEUのガス供給に差し迫ったリスクはないと指摘。ポーランドとブルガリアは近隣国からの調達を受けているという。(共同)

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