広島市中心部の平和記念公園や平和大通りを花で飾り、パフォーマンスが披露される「ひろしまフラワーフェスティバル」が3日、開幕した。新型コロナウイルス感染の影響で、3年ぶりに観客を入れたステージイベントを実施した。5日まで。
今年で45回目。平和記念公園には、カーネーションやペチュニアなど約8千鉢で彩られた高さ8メートルの「花の塔」が設置され、快晴の中、親子連れが写真を撮るなどし、にぎわった。ステージイベントは感染対策のため、3会場に分けて実施。地元の子供たちによる太鼓の演奏や、高校生のダンスが披露された。
東京都日野市から訪れた接客業、林晴海さん(19)は「昨年はオンライン開催だったので、今年やっと来ることができた。実際に見る花の塔がきれい」と笑顔だった。