「謎のエリア」期待高まる 吉野ケ里遺跡、10年ぶり発掘開始

特別公開された吉野ケ里遺跡の10年ぶりの発掘調査で、作業員の説明を聞く参加者=3日午前、佐賀県吉野ケ里町
特別公開された吉野ケ里遺跡の10年ぶりの発掘調査で、作業員の説明を聞く参加者=3日午前、佐賀県吉野ケ里町

弥生時代の大集落として知られる吉野ケ里遺跡(佐賀県吉野ケ里町、神埼市)で、10年ぶりの発掘調査が3日始まった。これに先立ち県は、ブーム再来を願う式典を開いた。今回の調査対象は、これまで手付かずだった日吉神社跡地で「謎のエリア」と呼ばれている。調査期間は約2年。8日まで発掘の様子を特別公開している。

式では山口祥義(よしのり)知事や地元地区代表の親子らが、盛り土にすきを入れ、発掘が開始。親子で参加した小学6年の野中美稀さん(11)は「小さい頃から散歩で来た場所。いい発見があって、また吉野ケ里遺跡が注目を浴びるといいな」と話した。

式後の特別公開には大勢の歴史ファンらが訪れ、作業員の説明に耳を傾けた。兵庫県西宮市から夫婦で訪れた主婦、池田博美さん(55)は遺跡や古墳が好きといい「これまでいろいろな所を見たが、発掘の様子を生で見たのは初めて。とてもうれしい」と声を弾ませた。

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