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「流鏑馬」3年ぶりの勇姿 京都・下鴨神社

疾走する馬上から的に向け矢を放つ射手=3日午後、京都市左京区の下鴨神社(渡辺恭晃撮影)
疾走する馬上から的に向け矢を放つ射手=3日午後、京都市左京区の下鴨神社(渡辺恭晃撮影)

京都三大祭りの一つ、葵祭(15日)の平穏無事を祈る「流鏑馬(やぶさめ)神事」が3日、世界遺産・下鴨神社(京都市左京区)で3年ぶりに行われ、人馬一体の勇壮な技が披露された。

流鏑馬神事は葵祭の道中の無事を祈る神事。5世紀頃から始まったとされるが、戦乱などが原因でたびたび中断。昭和48年に約100年ぶりに復活し、新緑の季節の恒例行事となっていた。

葵祭は令和2年以降、新型コロナウイルス禍の影響で、行列をはじめ一部の神事が中止となるなど縮小されている。行列は今年も中止だが、流鏑馬神事は3年ぶりに本格的に行われた。

この日は約5千人の参拝者らが見守る中、公家や武家の装束をまとった射手が、約400メートルの馬場を馬で疾走。3カ所に設置された約50センチ四方の的に矢を放ち、「カーン」という命中音が境内に響き渡ると、参拝者から拍手が送られた。

京都市中京区の女性(64)は「スピードとダイナミックさに感動した。コロナ禍から少しずつ日常が戻ってきたような気がしてうれしい」と話した。

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