マリウポリの製鉄所に民間人まだ200人? 露軍攻撃で火災、退避難航

2日、ウクライナ・マリウポリのアゾフスターリ製鉄所近くで、ロケット砲を発射する親ロシア派(ロイター=共同)
2日、ウクライナ・マリウポリのアゾフスターリ製鉄所近くで、ロケット砲を発射する親ロシア派(ロイター=共同)

ウクライナ内務省系の軍事組織「アゾフ連隊」は2日、民間人の退避が続くウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所に、最大200人の民間人が残されたままだと明らかにした。ロイター通信が報じた。ロシア軍は製鉄所への砲撃を続け、大規模な火災が発生。退避は難航している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は2日の演説で「あらゆる努力を続けている」と強調し、3日も退避が続く予定だと述べた。作業は国連と赤十字国際委員会(ICRC)が仲介する形で実施している。

ウクライナ軍は2日、東部と南部でロシア軍が攻撃を続け、民間インフラを破壊しているとの戦況分析を発表した。ドンバス地域と呼ばれる東部ルガンスク、ドネツク両州の全域を支配し、2014年に強制編入した南部クリミア半島と陸上で結ぶ「回廊」を維持する狙いとみている。居住区への砲撃もあったと指摘した。(共同)

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