知床、船体の水中調査再開 不明12人、海保捜索

ウトロ港に停泊中の「KAZU Ⅲ」を調べた海上保安庁の職員=3日午前10時10分、北海道斜里町
ウトロ港に停泊中の「KAZU Ⅲ」を調べた海上保安庁の職員=3日午前10時10分、北海道斜里町

北海道・知床沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、荒天で一時中断されていた海上自衛隊の水中カメラでの船体調査が3日、再開された。第1管区海上保安本部(小樽)などは12隻の船、航空機7機を使って行方不明者12人の捜索を続けた。

事故は4月23日に発生。これまでに14人の死亡を確認した。同29日には、救助要請があった付近の水深約120メートルの海底で船体を発見。1管などは、船の開口部から水中カメラの進入を試みているが、視界が悪く、速い潮流に阻まれて難航、今月2日は強い風で海がうねり、水中調査を実施できなかった。

1管は2日に続き、3日も運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)と豊田徳幸船長(54)の業務上過失致死容疑で関係先を家宅捜索。海保職員は、同社が所有するもう1隻の観光船で、斜里町のウトロ港に停泊中の「KAZU Ⅲ(カズスリー)」を調べた。

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