中国のゼロコロナ「自滅モード」 EU商議所会長が批判

封鎖を控え、閑散とする中国上海市の観光地、外灘(バンド)。奥は封鎖された東部の街並み=3月30日(共同)
封鎖を控え、閑散とする中国上海市の観光地、外灘(バンド)。奥は封鎖された東部の街並み=3月30日(共同)

在中国の欧州連合(EU)商工会議所のウトケ会長は3日までに、中国は今年後半の共産党大会を控えて都市封鎖(ロックダウン)を伴う厳しい「ゼロコロナ」政策に固執しており、社会が正常化するのは世界で最後になると批判した。政策の成功を宣伝しているため「中国指導部は新型コロナウイルスに別の対策があることを認められない」とも指摘した。スイスメディアのインタビューで述べた。

同商議所は中国における外資系企業の有力な経済団体。中国で30年以上暮らすウトケ氏は、非公開会合で接触した中国高官は現行のコロナ対策が経済に打撃を与えることを理解していたと明かし、それでも「政策変更できず、党大会までゼロコロナを維持する意向だ」と述べた。

ゼロコロナを優先するあまり経済を失速させる「自滅モード」に陥っているとも述べた。(共同)

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