元サッカー日本代表監督のオシムさんの訃報を受け、J1札幌のペトロビッチ監督が2日、札幌市で取材に応じ「悲しい気持ちでいっぱい。彼の人生そのものがサッカーであり、サッカーとともに生きた人」と悼んだ。
オシムさんが1994年から指揮を執ったシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)でコーチとして支えた。夜通しウイスキーを飲みながら語らった翌朝「私は頭が痛くてきつかったのに、なんで二日酔いもなく元気なのかなと思っていた」と懐かしんだ。
師と仰ぐオシムさんと昨年12月に対面した際の話題もサッカーだったという。「チームをどう構築するか、次のトレンドを見極めながら、どう(戦術を)落とし込むかを学んだ。感覚でしかわからない部分もある」と感謝した。