カブスの鈴木が開幕戦でメジャー初安打をマークした昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕バーンズから貴重な適時二塁打を放った。
投手戦が続く1―0の六回2死一塁。3球続いたカーブを捉えて三塁線を破り、二塁上で派手にガッツポーズした。
テンポの速いメジャーの投手に対し「ゆっくりタイミングを取って打ちたい」という本来の打撃ができず、打率も2割台に落ち込んでいた。
鈴木の一打もあり、チームの連敗は3でストップ。復調のきっかけとなりそうな17打席ぶりの安打にも「まだ分からない。早くいい内容に持っていけるようにやりたい」と気を引き締めた。(共同)