ロシアのラブロフ外相は、5月9日の第二次大戦の対ナチス・ドイツ戦勝記念日が露軍のウクライナでの「特別軍事作戦」の計画に影響するかどうかを問われ、関係ないとの立場を表明した。タス通信が1日、イタリアメディアのインタビュー内容を報じた。
ラブロフ氏は「われわれの軍はその行動を特定の日に合わせることはしない」と主張。戦勝記念日は例年と同様に「厳粛に祝う」と述べた。
プーチン政権は戦勝記念日までに一定の戦果を上げて停戦するとの見方もあったが、ウクライナ側の抵抗で作戦が遅れているとされる。プーチン大統領が記念日に、宣戦布告して総動員をかける可能性があるとの見方も出ている。(共同)