第1話 橋田壽賀子さんへの手紙(第1話は登録なしでお聴きいただけます)
昭和58年から59年にかけてNHK連続テレビ小説として放送された「おしん」は、明治時代に山形の貧しい家に生まれた一人の少女が苦労にめげずに生きていく姿を描き、爆発的な人気を呼びました。
「おしん横綱」や「おしん宰相」という言葉を生み、「我慢の哲学」は海外にまで輸出されました。日本人がおしんに投影させて見つめようとしたものは何だったのでしょうか。
平成6年に産経新聞に連載された「戦後史開封」を再構成してお届けします。ナレーションは、朝ドラ4作品に出演経験があり、脳出血から仕事に復帰した女優、河合美智子さんです。