偽造小切手を女性に渡したなどとして、警視庁愛宕署は、有価証券偽造・同行使の疑いで、住居不定、無職、須藤慎司容疑者(48)を逮捕した。
逮捕容疑は今年4月下旬ごろ、東京都港区内のホテルで、派遣型風俗店で働く20代女性に対し「愛人契約をしないか」などと持ち掛け、偽造した600万円の小切手を手渡したとしている。「自分の欲望に打ち勝つことができずやってしまった」などと容疑を認めているという。
愛宕署によると、小切手は市販されているおもちゃで、ゴム印を使って銀行名や自分の名前、金額を記していた。不審に思った女性が110番通報。署が銀行に問い合わせたところ、須藤容疑者が口座を開設しておらず、偽造が判明した。