浄土ケ浜に新遊覧船 「宮古うみねこ丸」7月就航

クレーン船につり上げられて進水する新遊覧船「宮古うみねこ丸」=2日午後、岩手県山田町
クレーン船につり上げられて進水する新遊覧船「宮古うみねこ丸」=2日午後、岩手県山田町

東日本大震災で被災した岩手県宮古市の景勝地・浄土ケ浜の新しい遊覧船「宮古うみねこ丸」(19トン)の命名・進水式が2日、同県山田町の造船所で開かれた。昨年1月の運航終了後、公設民営での再開を目指す市が船を新造していた。浄土ケ浜と出崎埠頭を結ぶルートで、7月17日に就航予定。

浄土ケ浜の豊かな海をイメージし緑色に塗装された船は、クレーン船につり上げられて隣接する漁港に着水。これまで同様、デッキからウミネコの餌付け体験ができる。

進水した新遊覧船「宮古うみねこ丸」=2日午後、岩手県山田町
進水した新遊覧船「宮古うみねこ丸」=2日午後、岩手県山田町

浄土ケ浜の遊覧船は、津波で3隻のうち2隻が被災。残った船も昨年1月に利用者の減少や老朽化で運航を終えた。市は船名を公募で決定し、建造費の一部にはクラウドファンディングを活用した。

運航事業者の岩手県北自動車(盛岡市)の鈴木拓副社長は「長年の知見を生かし、安全最優先で運航したい」と話した。

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