旧米統治下の「復帰っ子」が交流 沖縄やトカラ・奄美、小笠原も…

5月に日本復帰50年を迎える沖縄県と、同様に米統治下からの復帰を経験した鹿児島県のトカラ列島、奄美群島、東京都の小笠原諸島の4地域を結ぶオンライン交流会がこのほど開かれた。それぞれ異なる復帰の年に生まれ「復帰っ子」と呼ばれる世代や関係者らが、復帰運動の歴史や地域振興の課題を語り合った。

昭和47年に復帰し4地域の「復帰っ子」では最年少の50歳となる沖縄の参加者らは、今も米軍基地が集中する現状を映像とともに説明し「将来世代への責任を感じながら、沖縄の在り方を考える時期に来ている」と指摘した。

同28年に復帰した奄美の「奄美群島の日本復帰運動を伝承する会」の安原てつ子副会長(68)は、当時の復帰闘争の歴史に触れ「(復帰っ子は)先人に学び、過去と未来をつなぐ役目を担う」と語った。43年復帰の小笠原からは本土との間を結ぶ定期船がほぼ週1便しかない問題、27年復帰のトカラからは島の人口減少などの課題が、それぞれ紹介された。

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