〈独自〉米国で「めぐみへの誓い」初上映へ 独仏でも上映計画

映画「めぐみへの誓い」のポスター
映画「めぐみへの誓い」のポスター

北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=らの拉致や、家族による救出運動を描いた映画「めぐみへの誓い」が今月、米国で初めて上映されることが1日、関係者への取材で分かった。上映団体は、拉致問題を国際社会に訴え、被害者の奪還に向けた国内外の世論喚起を狙う。

映画「めぐみへの誓い」は、平成22年に初上演された舞台劇を基に、令和3年に映画化。全国の映画館で上映されたほか、同年6月には韓国の映画祭に出品され、海外初の上映となった。

関係者によると、今月8日(現地時間)には、米国・ロサンゼルスで初公開される。ニューヨークや首都ワシントンなどでも上映する予定。映画は英語以外にも翻訳が進み、フランスやドイツでも上映の計画がある。

上映を進めるのは、在外日本人らの有志団体「Mプロジェクト」。昨年11月、ドイツ在住の主婦を中心に結成された。オランダやタイにもメンバーがいる。

米国での上映を実現させたニューヨーク在住の山下政治さん(64)は、「在米の日本人やその家族に見てもらいたい。世界中の人々の世論を味方につけ、拉致問題の解決につながれば」と話した。監督の野伏(のぶし)翔氏(70)は「何十年も拉致被害者を救出できていないのは日本の恥。だが、恥を忍んで、こういうことがあるということを世界の人にも伝えたい」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細