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産経抄

5月1日

スポーツ観戦の妙味は、数十年も前の物語と目の前の出来事が不意に一本の線でつながることにある。

▼東京・国士舘高校の柔道部監督が、14歳の少年に会うため青森を訪ねたのは昭和50年の12月だった。面会の2日前に高校の寮が火事で焼け落ち、寮住まいの監督はジャージー姿で列車に飛び乗っていた。「いま会わないと、うちに来てくれないと思ったので」。切々と語るその人を前に、同席した少年の父親は言ったという。

▼「東京さ行け。逃げて帰ってくるようだったら死んでまれ」。帰る場所はないぞ、と。少年は後に最重量級の雄として五輪2連覇を果たす斉藤仁氏である。この親にしてこの子あり、だろう。同時代には難攻不落の山下泰裕氏がいた。五輪の頂点に立ちながら山下超えはかなわず、いつまでも消えない「山下二世」の肩書に、唇をかんだ人でもある。

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