サッカーのオーストリア1部シュトゥルム・グラーツは1日、元日本代表監督で、かつてチームの指揮を執ったイビチャ・オシム氏が亡くなったと公式サイトで発表した。80歳だった。
オシム氏は旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)のサラエボで生まれた。1986年にはユーゴスラビア代表監督に就任し、1990年W杯イタリア大会で8強入りした。その後はシュトルム・グラーツ監督などを歴任。2003年に市原(現ジェフユナイテッド千葉)の監督に就任し、05年にはナビスコ杯で優勝した。06年7月には日本代表監督に就任し、07年11月に病に倒れ、退任した。