林外相「国際社会と連帯を」 露の友好国モンゴル訪問

林芳正外相は1日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルで、同国のバトツェツェグ外相と会談した。外務省が発表した。林氏はロシアのウクライナ侵攻に言及し、対露非難を強める日米欧など国際社会と連帯するようモンゴルに促した。同国はロシアと友好関係にある。バトツェツェグ氏は対露非難に慎重な考えを伝えたとみられる。

モンゴルは国境を接するロシアとの関わりが深く、国連総会が3月に対露非難決議を採択した際は中国、インド、ベトナムとともに棄権した。林氏は、日本とも良好な関係にあるモンゴルと対話を積み重ね、双方の隔たりを縮めたい意向だ。

会談で林氏は、ロシアのウクライナ侵攻を「侵略」と断じた上で「アジアを含む国際社会全体の根幹を揺るがす深刻な事態だ」と指摘。「国際社会の連帯が強く求められている」と述べ、モンゴル側に理解を求めた。日本側によると、バトツェツェグ氏は「モンゴルの立場」を説明したという。具体的内容は明らかにしていない。

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