米俳優アンジェリーナ・ジョリーさんが4月30日、ロシアの侵攻が続くウクライナの西部リビウを訪問し、攻撃などから逃れてきた避難民らと面会した。欧米メディアが報じた。ジョリーさんは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使を務めており、難民らの支援活動に長年取り組んでいる。
ロシアが制圧を目指す東部に比べ、リビウは比較的安全とされ、多くの人々が避難してきている。ジョリーさんは避難民やボランティアに会い、写真撮影に応じていたという。
コーヒーショップに立ち寄ったジョリーさんを見つけた市民がフェイスブックに投稿した動画には、店内の客に笑顔で応じる姿が写っていた。投稿者は「ウクライナは世界中から支持されている」とコメントした。
UNHCRによると、2月24日の侵攻から約2カ月間で国内避難民は770万人に上り、国外に避難した人も520万人を超えた。(共同)