競泳全日本女子200メートル背で15歳、成田が初の頂点 自己ベスト「うまく加速できた」

女子200メートル背泳ぎで初優勝し、表彰式で笑顔の成田実生=横浜国際プール
女子200メートル背泳ぎで初優勝し、表彰式で笑顔の成田実生=横浜国際プール

競泳の日本選手権最終日は1日、9月の杭州アジア大会(中国)代表の追加選考会を兼ねて横浜国際プールで行われ、女子200メートル背泳ぎは15歳の成田実生(金町SC)が2分10秒45で初優勝した。

パリ五輪を目指す15歳は目を丸くした。女子400メートル個人メドレーアジア大会代表の成田が、女子200メートル背泳ぎで初優勝。3月に出した自己ベストを1秒96も縮める2分10秒45をマークし「まさか優勝できると思ってなかった。すごくうれしい」と声を弾ませた。

スタート直後から「体が動く感じがして、うまく加速できた」という。前半100メートルを5番手でターンしてから加速。160センチ、43キロの細身の体で伸びやかに水面を滑り、最後は勢いよくトップでゴールした。

東京都葛飾区出身。幼稚園入園前に競技を始めた。3月の代表選考会では女子400メートル個人メドレーで当時の世界ジュニア記録、4分36秒71をマーク。東京五輪女王の大橋悠依(イトマン東進)に先着し代表入りを果たした。今大会は女子200メートル個人メドレーでも自己記録を塗り替え、急激な成長曲線を描いている。

今春、淑徳巣鴨高に進学した。慣れない電車通学で「体力がついたかも」と照れ笑い。アジア大会では自己記録更新と決勝進出を狙う。望外の結果に「背泳ぎでもっと早いタイムで入っても後半持つかもしれない。個人メドレーにもつながる」と本命種目にも弾みをつけた。(川峯千尋)

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