ザトウクジラ1750頭 最多確認 鹿児島・奄美大島

鹿児島県奄美大島近海で確認されたザトウクジラと観光客=1月(興克樹さん提供)
鹿児島県奄美大島近海で確認されたザトウクジラと観光客=1月(興克樹さん提供)

昨年12月から今年3月にかけて、鹿児島県奄美大島近海で確認されたザトウクジラは1750頭で、過去最多だったことが30日、奄美クジラ・イルカ協会への取材で分かった。ホエールウオッチング目的の観光客も4961人で最多。

協会が加盟する13事業者の今期の実績をまとめた。前期比で頭数は653頭増、観光客は2066人増だった。奄美群島近海はザトウクジラの繁殖海域とされ、母子の群れは前期比約1・5倍の158群。船上からだけでなく、泳ぎながら間近でクジラを観察する観光客も増えており、今期は全体の6割近くだった。

協会の興克樹会長(51)は「頭数が増えた理由は観光船の出航日が多かったこともあるが、生息数自体の増加も考えられる。できる限りクジラに悪影響がないように、ウオッチングを実施している」と話した。

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