韓国、屋外のマスク着用義務を解除

15日、新型コロナウイルス対策の規制について協議する韓国の金富謙首相=ソウル(聯合=共同)
15日、新型コロナウイルス対策の規制について協議する韓国の金富謙首相=ソウル(聯合=共同)

【ソウル=時吉達也】韓国政府は29日、新型コロナウイルスの防疫対策だった屋外でのマスク着用義務を5月2日以降解除すると発表した。50人以上の集会やスポーツ観戦は除き、屋内では引き続き着用を義務付ける。

金富謙(キム・プギョム)首相は、流行状況が改善していると説明。「(義務解除に)懸念もあったが、1人での散歩や家族同士の外出でもマスクを外せない国民の不満を無視できない」と述べた。

29日に発表された前日の新規感染者数は5万568人で、最大60万人を超えた3月中旬に比べ大幅に減少。各国との比較では依然感染者数が多いことから、尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領の政権引き継ぎ委員会は屋外のマスク着用を5月末まで維持するよう求めていた。

累計感染者数は人口の3分の1に当たる約1700万人。一部の専門家は未報告などを含め、人口の過半数が感染済みと分析する。

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