「将来の希望につなげる」メーデー3年ぶり集会 連合、官房長官出席

連合の第93回メーデー中央大会で、新型コロナウイルス感染症対策のため声を出さずにアピールする連合の芳野友子会長(壇上中央)ら=29日午前、東京都渋谷区の代々木公園
連合の第93回メーデー中央大会で、新型コロナウイルス感染症対策のため声を出さずにアピールする連合の芳野友子会長(壇上中央)ら=29日午前、東京都渋谷区の代々木公園

連合は29日、第93回メーデー中央大会を東京都渋谷区の代々木公園で開き、芳野友子会長は「雇用と暮らしを守り、将来の希望につなげることが重要だ」と訴えた。新型コロナウイルス流行のため控えていた実際に集まっての大会を3年ぶりに復活させ、オンラインでの中継も行った。

芳野会長はあいさつでコロナ禍に加え、資源価格の高騰や円安で物価上昇が懸念される中、派遣など非正規雇用で働く人や女性、外国人労働者らが「大きな打撃を受けている」と指摘、格差是正が重要だとした。

大会には岸田文雄首相の代理で松野博一官房長官が出席。夏の参院選をにらみ連合との接近ぶりをアピール、野党を分断する思惑が透ける。

松野氏は「政府としても賃上げ税制の拡充など、企業が賃上げをしようと思える雰囲気を醸成していく」と強調した。

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