トルコ大統領、サウジ国王と5年ぶり会談 関係修復アピール

28日、サウジアラビアのムハンマド皇太子(右)と会談するトルコのエルドアン大統領=サウジ西部ジッダ(ロイター=共同)
28日、サウジアラビアのムハンマド皇太子(右)と会談するトルコのエルドアン大統領=サウジ西部ジッダ(ロイター=共同)

【カイロ=佐藤貴生】トルコのエルドアン大統領は28日、サウジアラビア西部ジッダに到着し、サルマン国王のほか内政・外交に大きな影響力を持つムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談した。

トルコ紙デーリー・サバハ(電子版)によると、両国首脳の会談は5年ぶり。2018年にトルコのサウジ総領事館で起きた反体制サウジ人記者殺害事件以来、冷え込んでいた両国の関係修復を印象付けた。

国営サウジ通信によると、エルドアン氏とムハンマド皇太子は会談で2国間の関係発展や国際情勢について話し合った。

トルコではインフレが深刻化して国民の不満が高まっており、来年に大統領選を控えるエルドアン氏の支持率にも陰りがみえる。トルコはサウジのほかエジプトやアラブ首長国連邦(UAE)との関係改善も進めており、国内経済の好転に向けて投資や支援を求める狙いとみられる。

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