ツイッター、増収増益確保 買収合意後初の四半期決算

米ツイッターのロゴの上に置かれたマスク氏のプロフィル画面=28日(ロイター=共同)
米ツイッターのロゴの上に置かれたマスク氏のプロフィル画面=28日(ロイター=共同)

米短文投稿サイトのツイッターが28日発表した2022年1~3月期決算は、広告収入の伸びを背景に、売上高が12億98万ドル(約1570億円)と前年同期から16%増えた。最終利益はモバイル広告企業の売却益が貢献し、前年同期の約7・5倍となる5億1328万ドルだった。利用者数も増加した。

米電気自動車(EV)大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏による買収合意後、初めての決算発表だったが、増収増益を確保した。ただ、人件費や開発費などのコストは膨らんでおり、マスク氏は収益改善を迫られる。

成長の基盤として注目される1日当たりの利用者数は全世界で2億2900万人となり、前年同期比15・9%増だった。米国外での利用者増加が目立った。(共同)

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