やっと「勝利の方程式」が安定 トラ今季初の3連勝

【阪神-中日】九回のピンチをしのいでセーブを挙げた阪神の岩崎=4月28日、甲子園(中島信生撮影)
【阪神-中日】九回のピンチをしのいでセーブを挙げた阪神の岩崎=4月28日、甲子園(中島信生撮影)

救援陣が手堅くつないで逃げ切る形が整ってきた。阪神は28日に甲子園球場で行われた中日戦で1点リードを守りきり、今季初の3連勝。試合終盤の「勝利の方程式」がようやく固まってきた。

秋山が5回2失点で降板した後、六回は浜地、七回はアルカンタラ、八回は湯浅が1イニングずつ抑えてゼロを並べた。最終回は抑えを担う岩崎が登板。先頭のビシエドにいきなり左翼への二塁打を許して同点の走者を背負ったが、「『しっかり後ろの打者を取ろう』と冷静だった」と振り返る通り、落ち着いたマウンドさばきをみせた。

阿部に粘られながらも一ゴロに仕留めて1死三塁。ここで木下を低めに伸びる直球で見逃し三振。石川昂には4球すべて直球勝負を挑み、見逃し三振で試合を締めると、珍しくマウンド上で感情をあらわに力強く拳を握った。

矢野監督は「最後は優(岩崎)を信じて応援するだけだった。開幕からなかなか形が決まらない中で、若い浜地と湯浅が成長してくれている。うちの一番後ろは優という形ができてきた」と安堵(あんど)の表情。抑えを任せる予定だった新外国人ケラーの不調で開幕から大きくつまずいたが、勝ちパターンの継投が安定してきたのは明るい材料だ。(上阪正人)

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