硫黄島の遺骨24柱収容 政府「取り組みを強化」

平成26年4月に行われた硫黄島での戦没者遺骨収集(厚生労働省提供)
平成26年4月に行われた硫黄島での戦没者遺骨収集(厚生労働省提供)

政府は28日、太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)の戦没者遺骨収集をめぐる関係省庁会議を開き、令和3年度に遺骨24柱を収容したと報告した。議長の寺田稔首相補佐官は「より多くのご遺骨を早期に収容できるようお願いする。関係省庁が連携し取り組みを一層強化したい」と強調した。

24柱は島の外周を走る道路の外側の地表付近や地下壕で見つかった。3年度は新型コロナウイルス禍の影響で、4回予定していた遺骨収集団の派遣が2回にとどまった。

4年度も事業を継続し、自衛隊基地の滑走路区域で新たに発見された4カ所の地下壕とみられる空洞を解析。ボーリング調査により、未発見の地下壕の確認も進める。

硫黄島ではこれまでに約1万500柱の遺骨を収容。現在も約1万1400柱が残されたままとみられている。

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