大阪の病院に不正アクセス 患者数万人のカルテ使えず

大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

大阪府藤井寺市の青山病院が外部から不正アクセスを受け、院内サーバーに保存していた患者数万人分の電子カルテにアクセスできなくなったことが28日、大阪府警や病院への取材で分かった。個人情報の流出は確認されていない。病院から相談を受けた府警が経緯を調べている。

病院によると23日未明、院内のプリンターが一斉に動き出し、英文が書かれた紙が大量に印刷された。パソコン画面にも「pay」(払え)や身代金要求型ウイルスを示唆する「ransom」(ランサム)という英単語が表示。内容を調査中で身代金の要求があったかどうかは不明という。

保存していた予備のカルテのデータを印刷して対応し、診療や患者受け入れの停止には至っていない。

医療機関への不正アクセスを巡っては昨年10月、徳島県つるぎ町の町立半田病院で患者約8万5千人分の電子カルテが閲覧できなくなり、一部の診療科を除き約2カ月間、新規患者の受け入れを停止した。

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