米GDP1・4%減 1~3月期 7期ぶりマイナス成長

米ニューヨークで、新型コロナウイルスの感染防止対策を求める教諭(ゲッティ=共同)
米ニューヨークで、新型コロナウイルスの感染防止対策を求める教諭(ゲッティ=共同)

【ワシントン=塩原永久】米商務省が28日発表した2022年1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比1・4%減だった。マイナス成長は20年4~6月期(31・2%減)以来、7期ぶり。在庫投資の縮小や輸出の減少が響き、21年10~12月期の6・9%増から大きく減速した。ただ、個人消費が底堅い伸びを示すなど、経済の基調の強さもみえる。

市場予想は1・0%前後の増加だった。

項目別では、個人消費は2・7%増となり、21年10~12月期の2・5%増から伸びが拡大した。設備投資が9・2%増。住宅投資は2・1%増だった。

一方、輸出が5・9%減、輸入は17・7%増だった。政府支出が減少した。

22年1~3月期は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大と重なった。また、政府によるコロナ対策の支援策の一部が21年末で終了したこともあり、減速要因になった。ただ、21年10~12月期は企業で在庫の積み増しを急ぐ動きがあり、同期のGDPが大幅に伸びた。その反動減の要素も、22年1~3月期のマイナス成長に影響したとみられる。

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