ウクライナ支援の自衛隊機、来週にも出発

航空自衛隊のC2輸送機(彦野公太朗撮影)
航空自衛隊のC2輸送機(彦野公太朗撮影)

岸信夫防衛相は28日、ロシアから侵攻を受けたウクライナの避難民を支援するため、人道支援物資を運ぶ自衛隊機を来週にも派遣すると明らかにした。防衛省で記者団に述べた。政府が同日の閣議で実施計画を決定したことを受け、防衛省は関係幹部会議を開いた。

計画では、自衛隊に被災民救援空輸隊を編成し、航空自衛隊のC2輸送機1機を派遣。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに備蓄する物資を積載し、ポーランドやルーマニアへ輸送する。6月末まで週1回、計10回程度を想定する。

運搬する物資は毛布やテント用シート、ソーラーランタン、キッチンセットなどが予定されている。岸氏は「避難民に寄り添う支援に貢献できるよう一丸となって取り組む」と述べた。

UNHCRの要請を受け、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく「人道的な国際救援活動」として実施する。当初はインド経由のルートも想定されたが、インド側が自衛隊機の受け入れを拒否したため、計画から削除された。

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