西武の山川が28日のソフトバンク戦で2試合連続で一回に3ランを放ち、3位浮上に貢献した。1死一、二塁で、前日27日の第1打席同様に初球と2球目の変化球を空振りして追い込まれたが、甘い直球をきっちり捉えて右越えへ運んだ。8号に「積極的にいこうと思って打席に入った。最後はホームランを打つことができてよかった」と振り返った。
3月30日の日本ハム戦での走塁で右太もも裏を痛め、4月1日から18日まで出場選手登録を外れていた。復帰後、27日には2本のアーチをかけ、本塁打数リーグ単独トップに立ち、これであっという間に2位に3差。「気持ちいい。(本塁打王争いは)追いかける方がしんどい。これからも打っていけたら」と言う。
貪欲な主砲は出場13試合ながら驚異的なペースで量産している。「いい結果が続いているのはたまたま。また29日も打ちたいなというだけ」と話した。