避難民の歯治療無料に、短期ビザ対象 愛知

愛知県歯科医師会は28日までに、ロシアの軍事侵攻によりウクライナから愛知県内に避難してきた人に、歯科治療を無料提供する方針を決めた。90日間の短期滞在ビザで入国し、健康保険証の交付を受けていない人が対象。日本歯科医師会によると、他の都道府県でこうした取り組みは把握していないという。

県歯科医師会館(名古屋市中区)で治療する。担当者は「お金の問題で治療を受けられないことがあってはならず、人道的観点で支援を決めた」と説明した。診療日などの詳細を決め、早ければ5月中に始める。

出入国在留管理庁などによると、短期ビザから就労が可能な「特定活動」(1年)に在留資格を変更した後でないと、保険証の交付は受けられず、政府の一時滞在施設にいる場合を除き、医療費は全額自己負担となる。26日時点で日本への避難者は728人、在留資格を切り替えたのは308人だった。

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