三菱電機、不正継続は遺憾 社長「故障考えていない」

三菱電機・漆間啓社長
三菱電機・漆間啓社長

三菱電機の漆間啓社長は28日の記者会見で、今月発表した変圧器の検査不正に関し、風土改革に取り組んでいる中で「3月まで継続していたことは誠に遺憾だ」と述べ、謝罪した。変圧器は一定の検査基準を上回っているなどとして「即座に故障が発生するとは考えていない」と説明。修理や交換は、顧客と相談して対応するとした。

漆間氏は昨年7月に発足した調査委員会の全社的な調査に協力し「全容解明に全力で取り組む」と強調。結果を踏まえ、経営陣の処分を検討する考えを示した。

問題となった変圧器は兵庫県赤穂市の工場で製造された3384台。鉄道や電力会社に納入し、原子力発電所にも使われていた。JR東海の金子慎社長は26日の記者会見で「不正は大変残念」とし「特別な検査や取り換えが必要なのかを詰めたい」と述べている。

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