近畿2府4県と鳥取、徳島両県などでつくる関西広域連合は28日、大阪市で新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。ゴールデンウイーク(GW)は普段会わない人との接触や会食の機会が増えることから、積極的なワクチン接種などを呼びかける「関西 GW感染対策徹底宣言」を採択した。
宣言は、帰省や旅行した際に大人数や大声での会話を避けることなどを要請。特に接種率が低い若い人にワクチン接種を求めた。
同連合によると、関西の感染者数は若い世代を中心に高止まりの傾向にあり、家庭内感染も多い。連合長の仁坂吉伸和歌山県知事は会議で「ワクチンを3回接種していれば、感染率や重症化するリスクはかなり下がる。ぜひ打ってもらいたい」と訴えた。