日興事件、影響100億円 相場操縦、顧客他社に

副社長が逮捕されたことなどを受け、記者会見で謝罪するSMBC日興証券の近藤雄一郎社長(右)と猪瀬真哉取締役兼常務執行役員 =3月24日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)
副社長が逮捕されたことなどを受け、記者会見で謝罪するSMBC日興証券の近藤雄一郎社長(右)と猪瀬真哉取締役兼常務執行役員 =3月24日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

SMBC日興証券は28日、元副社長らが起訴された相場操縦事件の業績への悪影響が令和4年3月期は100億円程度になったと明らかにした。顧客が他社に切り替える動きなどがあるといい、5年3月期にも影響が残る見通しだ。

日興は、証券会社を通じて市場外で大量の株式を投資家に売却する「ブロックオファー」が事件で問題視された。発覚後の昨年6月以降は停止しており、関連した需要を取りこぼしている可能性がある。このほか、社債発行の主幹事業務を他の証券会社に切り替える影響なども出ているという。

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