リンさん殺害損賠訴訟、2審も元保護者会長に賠償命じる

東京高裁が入る建物(今野顕撮影)
東京高裁が入る建物(今野顕撮影)

千葉県松戸市で平成29年に殺害されたベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=の両親が、殺人罪などで無期懲役とされ上告中の元小学校保護者会長、渋谷恭正被告(51)に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(中村也寸志裁判長)は27日、請求通り計約7千万円の支払いを命じた1審東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

刑事裁判の東京高裁判決によると、29年3月24日、登校中のリンさんを軽乗用車に乗せて連れ去り、わいせつ行為をした上、首を圧迫して死亡させ、千葉県我孫子市の排水路脇に遺棄した。

被告は無罪を主張したが、刑事裁判の1審千葉地裁の裁判員裁判判決は無期懲役とした。東京高裁判決も支持し、弁護側が上告。両親は死刑を望んだが検察側は上告を断念した。

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