地下鉄「黄電」、復活へ 名古屋市、CF開始

東山線を走った黄電=名古屋市名東区(名古屋市交通局提供)
東山線を走った黄電=名古屋市名東区(名古屋市交通局提供)

名古屋市は、2000年まで市営地下鉄2路線を走り「黄電」の愛称で親しまれた黄色の車両を復活させようとクラウドファンディング(CF)を始めた。新型コロナウイルスによる乗客減で経営が厳しい中、幅広く協力を募る。目標は1700万円。6月30日まで。

黄電は、市営地下鉄が開業した1957年に東山線に登場した。地下でも目立つ上、当時は地上を走る構想があり樹木に溶け込まない黄色が採用された。

鉄道ファンらが詰めかけた、名古屋市営地下鉄の愛称「黄電」の引退式=2000年4月、名古屋市名東区の東山線藤ケ丘駅
鉄道ファンらが詰めかけた、名古屋市営地下鉄の愛称「黄電」の引退式=2000年4月、名古屋市名東区の東山線藤ケ丘駅

65年に開通した名城線(一部区間は後に名港線)を走った黄電には紫色の線も描かれた。70~80年代は東山線と名城線で66編成が運行した。

だが、アルミ製やステンレス製の車両が増え、さび防止で塗装する必要がなくなると黄電は減少。老朽化による車両更新もあり、00年4月に姿を消した。

紫色のラインが入った名城線の黄電=名古屋市港区(名古屋市交通局提供)
紫色のラインが入った名城線の黄電=名古屋市港区(名古屋市交通局提供)

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