初弁論で教諭側が訴え却下求める 那須雪崩事故訴訟

宇都宮地裁=宇都宮市
宇都宮地裁=宇都宮市

栃木県那須町で平成29年、登山講習中の高校山岳部員ら8人が亡くなった雪崩事故で、一部の遺族が講習会責任者ら3人の教諭や県に、計約3億8500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、宇都宮地裁(浅岡千香子裁判長)で開かれ、教諭側は訴えの却下を、県側は請求棄却を求めた。

教諭側は答弁書で、国家賠償法の規定で職務中の公務員による損害は国や自治体が賠償するため、教諭3人は個人として賠償責任を負わないとして却下を求めた。県と県高校体育連盟は責任は認める一方で、賠償額について争う考えを示した。

訴状によると、事故当日は積雪や注意報発令など、雪崩の危険性が高まっていたのに3教諭が講習会を中止しなかったため、生徒らが雪崩に巻き込まれたとしている。

会員限定記事会員サービス詳細