順大医学部不正入試、1197人が受験料返還求める

順天堂大(左)と順天堂大学病院(右)=東京都文京区
順天堂大(左)と順天堂大学病院(右)=東京都文京区

順天堂大(東京)が医学部入試で女性や浪人の受験生に不利な取り扱いをしていた問題で、受験生に代わり被害回復に取り組む特定適格消費者団体「消費者機構日本」は27日、不合格となった1197人の受験料など計約1億5600万円を債権として東京地裁に届け出たと発表した。届け出は26日付。

機構によると、順大が債権を認めるか否かの回答期限は7月28日で、認めた場合は機構を通じて各受験生に支払われる。

地裁は昨年9月、不正があった平成29年、30年度の入試で不合格となった受験生に対し、順大側に受験料や送金手数料の返還義務があるとの判決を言い渡し、その後確定した。

機構は対象の2708人に通知し、うち1197人が債権を届け出る意思を示した。債権には手続きを進めるため機構が受験生から受け取る報酬も含まれる。

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