安保理の拒否権に説明責任 国連総会が決議採択

国連のグテレス事務総長(タス=共同)
国連のグテレス事務総長(タス=共同)

国連総会(加盟193カ国)は26日、安全保障理事会で常任理事国が拒否権を行使した場合、総会会合を開いて説明を求める決議を採択した。ロシアによるウクライナ侵攻では、ロシアが拒否権を行使して安保理の非難決議案を廃案に追い込んだことから、拒否権行使の説明責任を常任理事国に伴わせる機運が加盟国間で高まった。決議案はリヒテンシュタインが主導。拒否権が行使されてから10日以内に総会会合を開き、行使した国に説明を求めるが、出席を強制することはできず、行使した国が実際に説明するかは任意となる。(ニューヨーク 平田雄介)

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