「監察医 朝顔」上野樹里、「ザ・ノンフィクション」などフジテレビがNYフェス4部門で銅賞

演技部門で銅賞を受賞した上野樹里(下も)(C)フジテレビ
演技部門で銅賞を受賞した上野樹里(下も)(C)フジテレビ

国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル」の授賞式が27日(日本時間)、サイト上の動画を公開するスタイルで開催され、ドラマ部門で「監察医 朝顔」シリーズ(2019~21年)、演技部門で主演女優の上野樹里が銅賞をダブル受賞するなどフジテレビが4部門で受賞したことが発表された。

「監察医-」は、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の銅賞以来3年ぶりの受賞となり、演技力が高く評価された上野は世界的な賞を「光栄」と口にし、感謝の言葉をこう表した。

「災害国である日本で悲しみと向き合いながらひたむきに生きる人々の心を丁寧に描いた作品。原作では阪神淡路大震災、ドラマでは東日本大震災を背景に描かれている。今は亡き命から祈りのような願いや声にならない思いをあふれるほど背中に感じながら作品に込められたらと思い演じていた。国境を超えてすべての方々に命の尊さを少しでも伝えられたらうれしく思います」

金城綾香プロデューサー(第一制作部)は「東日本大震災から10年の節目で法医学と災害に向き合ってきたドラマにとっては、このタイミングで制作できたのが奇跡のようなことだった」と振り返り、キャスト、スタッフ、東北での取材に協力してくれた人々に感謝。「長く続けられるシリーズにしたい」と誓った。

「ザ・ノンフィクション」から「ボクと父ちゃんの記憶-」と「あの日妹を殺されて-」(下)(C)フジテレビ
「ザ・ノンフィクション」から「ボクと父ちゃんの記憶-」と「あの日妹を殺されて-」(下)(C)フジテレビ

また、ドキュメンタリー・Human Concerns(普遍的関心)部門で「ザ・ノンフィクション ボクと父ちゃんの記憶~家族の思い出 別れの時~」(21年10月放送)、ドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で「ザ・ノンフィクション あの日妹を殺されて~罪を憎む男が選んだ道~」(20年9月放送)がそれぞれ銅賞を獲得。「ザ・ノンフィクション」は4年連続受賞となり、今回は初の2番組同時の快挙となった。

西村陽次郎チーフプロデューサー(情報企画開発部)は「いずれも放送時に高い視聴率と大きな反響を得た作品が世界でも高い評価を得たことを本当にうれしく思う。これからも世界に通じることを示すべく魅力的な番組を作り続けていきたい」と決意を新たにした。

さらに「密着!中村屋ファミリー 父から子へ…受け継がれる『連獅子』涙の猛稽古SP」「ザ・ノンフィクション 奇跡の夏に輝いて~ピュアにダンス 侍寺家の18年~」の2番組が入賞を果たした。

同コンクールは1957年に発足。今年も50カ国以上から多数のエントリーがあり、優秀作品に金賞・銀賞・銅賞などが授与された。

(産経デジタル)

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