「出航判断、承認は自分」、「引き返すかは船長判断」

会見を行う、知床遊覧船の桂田精一社長=27日午後、北海道斜里町(鴨志田拓海撮影)
会見を行う、知床遊覧船の桂田精一社長=27日午後、北海道斜里町(鴨志田拓海撮影)

観光船「KAZU I」(カズ・ワン)=19トン=の遭難事故をめぐり、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は27日の会見で、出航を決断した理由について、自身がカズ・ワンの出航時、実際に港を訪れるなどし、「波、風ともになかったと確認できたため」と述べた。

判断基準については、船長が天気図などを参照して可否を決めるが、それを承認するのは自身だと話した。航行中に海が荒れた際に引き返すかどうかについては、「船長判断だ」との認識も示した。

また、同社従業員からの電話で事故を知った際は病院におり、すぐに漁業関係者に連絡して指示を仰いだとした。

運航に関する同社の安全管理規定も説明。「波の高さ1メートル以上の場合」「風速8メートル以上の場合」「300メートル以上の視界が確保できない場合」については出航を見合わせることになっていたと明らかにした。

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