「センスがある」 他の船長の評価聞き、採用後間もなく船長昇格

会見を行う、知床遊覧船の桂田精一社長=27日午後、北海道斜里町(鴨志田拓海撮影)
会見を行う、知床遊覧船の桂田精一社長=27日午後、北海道斜里町(鴨志田拓海撮影)

観光船「KAZU I」(カズ・ワン)の遭難事故をめぐり、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は27日の会見で、運航していた豊田徳幸船長について、他のベテラン船長から、「センスがある」と評価され、採用間もなく船長にしたと明かした。

桂田社長によると、通常は採用後、甲板員としてベテラン船長につき、3年ほど訓練期間を積んでから船長になるという。ただ、豊田船長については、ベテラン船長が「すばらしいセンスがある。来年からでも(船長になれる)」と評価したという。豊田船長は水上バスの操縦の経験があることもあり、社長が採用翌年に船長に昇格させたという。

事故の原因を改めて問われ、「私の至らなさです」と回答。「具体的に、どのような至らなさか」と問われると、「事故がどうして起きたか分からない、という至らなさだ」と答えた。

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