「死ねって言われた」小5自殺、いじめ認定 大阪

調査報告書を提出する第三者委員会の藤木邦顕部会長=27日午後、大阪市役所
調査報告書を提出する第三者委員会の藤木邦顕部会長=27日午後、大阪市役所

大阪市立小5年の女子児童(11)=当時=が令和元年9月、「学校で死ねって言われた」などいじめ被害をうかがわせるメモを残して自殺した問題があり、市が設置した外部機関の第三者委員会は27日、他の児童からのいじめがあったと認定した上で、自殺に至る要因の一つだと認める報告書を市に提出した。

また、女児が抱いていた学校生活への負担感に気付けず、対応が不十分だったとして、学校側の姿勢を問題視した。

女児は元年9月24日、自宅マンションから飛び降りて死亡した。メモには、「気づいてほしかった」「学校で死ねって言われた」などと書かれていた。

学校側は同級生らへのアンケートや聞き取りを行い、「いじめを確認できるだけの根拠を見いだせなかった」と判断。2年12月に第三者委が設置され、いじめの有無などを調べていた。

報告書では、女児が友人の児童に貸した現金を返してもらえていなかったことや、学校で他の児童から「死ね」と言われたことなどをいじめと認定した。

一方、いじめは自殺の主要な原因ではないと指摘。自己肯定感の低さや集団生活への抵抗感などから学校が嫌いになり、「死にたい」と思うようになったとした。

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