プーチン大統領、北京パラ除外は「国籍差別」 五輪出場者表彰式で

ロシアのプーチン大統領(AP=共同)
ロシアのプーチン大統領(AP=共同)

ロシアによるウクライナ侵攻で国際パラリンピック委員会(IPC)が冬季パラ北京大会からロシアとベラルーシを除外したことに対し、ロシアのプーチン大統領は国籍に基づく差別の一例と述べた。ロイター通信が26日に報じた。

モスクワで開いた五輪出場者らの表彰式で、「ロシアとベラルーシ選手の参加を認めなかったことはスポーツの基本原則に違反しただけでなく、彼らの最も基本的な人権が皮肉にもあからさまに侵害された」と話した。

またプーチン大統領が開いた集会に参加した東京五輪競泳2冠のエフゲニー・リロフ(ロシア)が国際水泳連盟(FINA)から9カ月間の大会出場禁止処分を科されたことを受け、同大統領は「全くばかげている」と非難した。(共同)

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