犯罪被害者への支援強化へ 議連が発足

犯罪被害者らへの支援強化に向けた議連が発足し、設立総会に臨んだ小泉進次郎氏(前列右から2人目)、上川陽子氏(同3人目)ら=26日、衆院第1議員会館(塔野岡剛撮影)
犯罪被害者らへの支援強化に向けた議連が発足し、設立総会に臨んだ小泉進次郎氏(前列右から2人目)、上川陽子氏(同3人目)ら=26日、衆院第1議員会館(塔野岡剛撮影)

犯罪被害者や遺族に対する支援を検証・強化するため、自民党議員の有志でつくる「犯罪被害者等施策の検証・推進議員連盟」(会長・上川陽子衆院議員)が発足し26日、設立総会が開かれた。

犯罪被害者らへの支援をめぐっては、国の法制度整備などに尽力し平成30年に解散した「全国犯罪被害者の会(あすの会)」が、被害者らへの経済的支援が不十分な現状が改善されていないとして3月に再発足。議連はこうした動きに連動した形で立ち上がった。

総会では、平成9年に面識のない男から暴行される事件に遭い、今も高次脳機能障害などの後遺症に苦しむ男性の両親も参加。父親の今井五郎さん(85)は「加害者に損害賠償を請求し380万円の支払いを分割で受ける条件で和解をしたが、1万5千円が10回振り込まれただけで、その後は何の連絡もない」などと、現状を訴えた。

上川氏は「海外の経済的支援なども検証し、新しい取り組みの可能性を作りたい」と述べた。会長代理の小泉進次郎氏も、被害者支援の強化について「(今夏の)参院選の公約にも反映させたい」と語った。

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