<独自>スピード村上右磨、カナダ武者修行へ

北京五輪スピードスケート男子500メートルで、滑走する村上右磨=2月12日、国家スピードスケート館(桐原正道撮影)
北京五輪スピードスケート男子500メートルで、滑走する村上右磨=2月12日、国家スピードスケート館(桐原正道撮影)

2月に行われた北京冬季五輪スピードスケート男子500メートル代表の村上右磨(高堂建設)が今年度、カナダで武者修行する方針であることが26日、分かった。7月にもチームに合流する。

村上は2016年にナショナルチーム(NT)入り。19年12月のワールドカップ(W杯)長野大会で500メートルを初優勝するなど成長を遂げ、29歳で初出場を果たした北京冬季五輪では8位だった。

「まだ速くなるという期待感はある。タイムが伸び続ける限り、自分に可能性があると思える限りはやりたい」と迷うことなく現役続行を決めたが、昨年度まで6年間加入していたNTからは脱退。7月から10月にかけてはカナダに渡り、かねてから親交がある北京五輪男子1000メートル銀メダリスト、ローラン・デュブルイユらが所属するチームで練習をともにする方向で検討している。

村上は産経新聞の取材に対し「NTで続けるのが成績面ではベストからもしれない」としつつ「挑戦というか、自分が面白いと思えるところでやりたい。それが自分に今、大事なことだと思った。他の国の選手は技術、考え方が違う。そこで新しい発見できれば」と理由を明かした。

男子短距離米国代表として活躍したタッカー・フレデリクス氏からスケートと英語を学ぶため、同氏が高校生を指導する日本スケート連盟エリートアカデミーの練習に一部、参加する意向も示し「いろいろなところでいろいろな刺激を受けたい」と抱負を語った。

また、「レース直後よりもだんだんと(五輪でメダルに届かなかった)悔しい気持ちは出てきている」といい、「スケーターとしても人間としても成長できれば。目標は常に自己ベスト」と力を込めた。

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